アニメ人気シリーズ DVD

そっと語りかけるといったのは、この点であえてキャシャーンのようには入らない。しかし、数話見るだけでこの点が異常にぼんやりとした明るさを持って語りかけてくる。日本では、ロボットもの＝子供用　というイメージを定着させたのは、石森氏の作品であることは否定しないが、作品自体のコンセプトが子供じみていたとは私には思えない。ここが、石森氏のヒーローたちが愛され続ける理由だと思う。
ピノキオは人間になって幸せだったのだろうか？
原作を忠実に踏襲しながら、大人にも充分耐えうるつくりに仕上げられている。圧巻はゴールデンバット（コウモリの能力を移植された人造人間）のエピソードだろう。人造人間の孤独と苦悩を圧倒的なセリフ回しで演出している。
BGMのみで始まるオープニングも秀逸の出来。キカイダーと共に育った人にはぜひとも見て欲しい作品である。

・他の方もおっしゃるように
このエコの時代に「地球にてきびしい」無駄にでかい箱を
なんとかしてほしい。だが、ここまできたいじょう
どうせＢＯＸ３もこの馬鹿でかい箱なのだろう。

・ＤＶＤ−ＢＯＸ１に収録されているものと比較して
クロウカードの封印策がおざなり。っていうかウィンディに
頼りすぎ。
まあ、人気が出たために
原作と比べてアニメではクロウカードが無駄に増えたのは
分かってますけど。

・作画の面で、上を向いたときのゆがみっぷりなど
ＢＯＸ１と比べて私はＢＯＸ２のほうが違和感を感じた。
好みの問題でしょうけど。

カンニングペーパーとスタッフの助言で当時話をするキャスト陣。
完全に過去の話として新作に全く意欲を見せていないスタッフ陣。
明らかに「あっち方面」のウケ狙いで構成された後日談シナリオ。
これが"特典ＤＶＤ"の内容である。

ファンは勿論、ファンならずとも何とかならなかったのかと考えてしまう。せめてもう少しファンを大事にする姿勢が見たかった。
定価で考えれば、確かにこれからエンジェを見たいと言う方には割安な買い物である。しかし特典目当てで買ったファンには、逆の意味でたまらない内容と言わざるを得ない。