アニメ人気シリーズ DVD

間違いなく、傑作！しかし…
はじめにお断りしておきますが、作品自体の評価は星五つです。徹底してハードボイルドなストーリー、理論的な忍術、魅力的な追っ手たち…子供の頃観て衝撃を受け、何度も再放送を観た作品が、全話BOXで入手できる！…が、実際購入し、鑑賞した後、別の意味で衝撃を受けました。全話（BOX１）のEDが、第一話の使い回しなのです。つまり、二話目以降のキャストやスタッフはわかりません。現存してなかったのなら、再現してこそ復刻版（他社の場合そうしています）。できないのなら、発売前と商品に、きちんとその旨を伝える措置をすべきです。知っていたら、購入を見送ったかもしれません。とはいえ、そういうのが気にならないのであれば、画質・音質とも最高ですし、申し分はありません。「むささび」「五つ」「九の一」などの傑作も、１に入ってます。でも、不完全。残念無念です。
これがあの国民的番組の前にやっていたとは……！
「今日もまた太陽は昇り、川は流れる。忍びの世界には、何人も侵すことのできない掟がある。それを破る者には、ただ死あるのみ……」というＯＰナレーションがひたすらかっこいい。そしてこの作品はここに象徴される非情な世界を見事に描いてみせた。各話とも名作揃いだが、特に「暗鬼」がすごい。川が増水し、とあるあばら屋でカムイはわけありな数人の人間と相宿になる。すべての人間が追手に見えるカムイは、誰がそうなのかを突き止めようとする。その緊張感あふれる描写に圧倒される。しかもこれは一種の真犯人探しのミステリーでもあるのだ。そしてあまりにも無情な結末。
こんな作品を日曜の夜６時半からやっていたんだから恐れ入る。だってこの作品の後番組は、おさかなくわえたドラ猫追っかける国民番組ですからねえ。
見て損はしません！。見なければ一生の不覚です！。
この作品は、１９６９年に放送されたのですが、私はまだ幼少で、記憶に残るくらいじっくり見たのは、再放送の７０年代後半でした。

それでも当時は、ただの忍者アニメぐらいにしか思わなかったのですが、学校の歴史の授業や、徳川幕府の時代考察本などを通じて、昔の日本にも「身分制度による差別」、とりわけ「職業差別からなる、身分制度」があったことを知り、驚きと共に、この作品のことを思い出しました。

その時にどうしてもこの作品が「もう一度みたい！」と思いました。が、８０年代前半になると、この作品内容が
現代社会においても、過去からの未だに残っている”差別意識”に触れると言う事と、人権問題上よろしくないと言うことで、長らくテレビで”放送禁止”となり、見る事はできませんでした。

大人になってから、レンタルビデオ店でこれを見つけたときには、驚喜して、すぐさま借りて、一気に見た記憶があります。

ストーリーとしては、徳川体制の時代、孤独な忍者カムイが、非情な忍の世界に失望して、自由を求め”抜け忍”となり、その先々で彼を追う数々の刺客（脇役がとても魅力的です）を、カムイが様々な秘術で倒してゆく、と言うあらすじです。

カムイの声は、テレビ時代劇の悪代官役でよく目にする、中田浩二　氏（初代”エースをねらえ！”の宗方　仁の声も彼です）。敵の忍者や脇役の声も、今では大御所と言われる、声優の方ばかりです。

見て損はしません！。見なければ一生の不覚です！。
私は買います！！。
しのび
抜忍カムイには常に追っ手の影がつきまとう。それらの刺客を並外れた身体能力　精神力　忍耐力　頭脳　忍術でしりぞけるカムイの雄姿が時代を越えて輝きを増す。得意技は霞斬りに飯綱落し。一時、視力を失うカムイの苦闘が特に印象に残る。アニメはやや墨絵風のアンティーク調で動きも少ないが、シブい。ジェットストリームの城達也のナレーションも深く、いまも健在でおられる中田浩二氏のカムイは奥ゆかしくかっこいい。

いつ何回見ても泣けます！
数年前、ニルスDVDにならないかな?と思っていた矢先にDVD発売となり、即買いでした。 生き物の命の大切さ、勇気と友情、愛情、物を粗末にしない大切さ。当たり前のようで、いまどきのアニメには無い、大切なことをすべて教えてくれる感じがします。そして全54話となかなか長いにも関わらず、毎回面白い話ばかりで飽きません。自分の見てきたアニメの中ではニルスが1番好きですね。自分の子供にも絶対見せたい作品だと思います。 妖精をいじめたことで魔法をかけられてしまい、雁の群れと旅をすることになった少年ニルス。ガンとの旅も終盤を迎え、いよいよ元の姿に戻れるのかと期待と不安に駆られていたニルスを待ち受けていたものは…？アッカ隊長の口から運命を告げられる話は、何度見ても涙が止まりません。 毎回毎回ドジでずるがしこく、しょうもないけどどこか憎めないレックスでしたが、最後には最後にふさわしい、素敵なお話があるのでそれも必見です。最終話も号泣確実ですのでティッシュを忘れずに！
日本のアニメ史上不朽の名作
この作品は、使用セル画数が各話1万枚を超えたといわれる。ＣＭがない分、30分放送のうち本放送が民放より3分長い27分だったということもあるが、何よりも、当時1秒間に8コマのセルを使用した一般のアニメに対し、ニルスでは敢えて12コマを使用しており、これが肌理の細かい鳥の羽ばたきの表現を可能とした。また背景画も当時として特筆すべきもので、スウェーデンの自然を水彩画のようなタッチで美しく描いている。 ストーリー、脚本、美術、音楽、声優が高い次元でバランスしており、ユーモアもたっぷり。現在においても比類なき完成度の高い作品である。 ジブリ作品の完成度も確かに素晴らしいが、30分番組を1年52話、このクオリティを維持したことを考えると、改めてこの作品の凄さを認識するのではないだろうか。 ええと、ちょっと褒めすぎ？でも今となってはキャロットも、レックスも、エメリックも鬼籍に入ってしまいました。DVDはいろんな意味で貴重な宝となりそうです。
鼻の奥がつんと来る
妖精にかけられた魔法で、体が小さくなったニルス。
雁の群れと、鳥のふるさとラプランドに行き、そして旅は続く。
ニルスが、元の体の大きさに戻れる、その交換条件を知ったとき正直言ってびっくりした。
放送当時、肝心のところを見ていなかったことを知った。
えーー！と、大人ながらショックでした。
ニルスの下した決断は・・・・。

ラストの雁の群れとの別れのシーンは、鼻の奥がつんと来ました。
子供のよりも大人の方、泣けてしまうかもしれません。
自然との調和を感じさせる作品です。
鳥たちの飛行シーンは、雄大な景観です。

アッカ隊長に導かれて旅をしたニルスは幸せだ。
号泣必至
最終回の一個前の話。
初めてテレビで見たとき、妖精の残酷さに頭が真っ白になりました。
家を出て行く時にはやんちゃで腕白でどうしようもない子供だった彼が
仲間と両親を心から思いやる優しい少年に成長している。
とは言っても説教臭い教育漫画ではありません。
随所にエスプリの効いたギャグもあるので飽きさせず

次の話が気になって仕方が無いという「名作」の一言では片付けがたい作品です。
雁の群れとの別れのシーンはハンカチのご用意を。
絶対のおすすめです。
妖精の魔法で小さくされたニルスの雁の群れとの旅も終わりに近づき、なつかしい我が家に近づいてきます。どうすれば妖精の魔法がとけるのか？最終回に向けて感動のクライマックスを迎えます。お子さんといっしょに涙を流してご覧ください。

感動の物語を味わえます
子供の頃に見た感動の物語です。この度DVDで全部見ましたが、とても感動しました。全く色あせてなく、今の子供が見てもきっと感動することでしょう。命の大切さ、自然や動物、植物を大事にすることをさりげなく教えてくれます。特に最終回は良かったです。子供に見せたいアニメです。
名作
最近のアニメにはない感動的なストーリー。 わがままで意地悪なニルスが、動物たちと旅をすることで得るものはとても大きく、感動的です。 毎回飽きの来ない展開。 動物たちと会話することへの憧れ。 未知への世界への冒険。 どれもワクワクさせられます。 そして、待ち受けるクライマックスは号泣すること間違いなし。 子供ができたら絶対一緒に見ようと思っている名作です。
かもん　アップ　にるす
　小さな頃に見ていたのですが、断片的な記憶しかなく、それでいて 気になるアニメでした。もっといえば、オープニングとエンディング の曲が非常に慈愛に満ちている雰囲気でしたので、この曲はたまにカ ラオケなんかで歌ったりしますし、iPodに入れて持ち歩いたりもしま す。 　ＮＨＫの番組だったこともはじめて知りました。不朽の名作でしょ う。が正直、なぜニルスが小さな姿なのか、動物の声がわかるのか、 ということはもう知りませんでした。また、旅の目的も知りませんが、 これを機会に、おとぎの国へ行って見たいと思います。
笑いあり涙あり。大人が見てもとても楽しめる！
チビッコのボランティア施設でニルスのＤＶＤを一緒に見て
懐かしさがこみ上げてきて思わずレビューかいてしまいました。

アッカ隊長の厳しさとやさしさ。
本の原作には出てこないハムスターのキャロット。
悪役だけど憎めない狐のレックス。

大空を飛ぶシーンは何度見てもいいものです。
最後のシーン、モルテンとニルスが家に戻ってきて
そこでニルスは！

本当に感涙モノです。

ＮＨＫもこんな名番組を出していたんだあと
年甲斐も無く感動・感動です。
懐かしい
これを本放送で見てました、と言うと歳がばれてしまいますが、もう好きなものは好き。
当時はビデオもなかったので、一話一話を必死で見ていた記憶があります。とにかくストーリー・映像ともに素晴らしく、特に最終回は号泣ものです。

大人向けかも
　本編最後のエピソードは、抜け九の一・スガルとその家族とのカムイの交流・そして別れになる。
　今までにない、深い交わりを持った人々との戦い・信頼の思いは切なく、またそれゆえにたばかられて奪われ、訣別に至ったカムイの心情は鬼気迫る。
　カムイの復讐は、人によっては受け入れがたいと思われるかもしれないが、かほどに彼の心が傷つき、涙を流していることを思い遣ってもらいたいと思う。ただ、小さいお子様には刺激が強いかもしれないので、お勧めしない。

　それから、特典の映画版カムイは、スガルの家族とカムイとの交流と別れ、特にスガルの娘とカムイとの恋を中心に描いたものである。
　こちらはテレビ版よりは相当「大人」をターゲットとして意識しているようで、かなりの絵を追加している。が、観ててちょっとビックリするようなシーンもあり、カムイの姿もよりワイルドになっている。
　少なくとも映画版は「サザエさん」と並べてみるようなものではないので、その辺は意識された方がよいと思う。
十文字霞崩し
カムイ　いよいよ後半戦です。舞台も変わり、逃げていたカムイがある漁村に落ち着き始め、村娘（同じく抜けたくの一スガルの娘）と恋仲になります。そして同じく抜け忍だった鮫狩りの集団に入り、追手から逃れて生きていこうとしますが、鮫狩りの頭、不動の正体は、実は・・・・。この不動がスゴイ！目は○○だし、変位抜刀霞斬りは破るし。最後も結構インパクトのある死に様ですね。鮫狩りなだけに、生きたまま何匹もの鮫に・・・・。
白土先生の作品は、マンガでありながらウソではない感じがします。この国が歩んできた負の歴史と圧制者と虐げられる人々。教科書には載らないし、歴史上の有名な人物も出て来ませんが、間違いなく、この作品は「歴史」です。
ちなみに、小生が好きなカムイキャラは、名張の五つ、名前の無い３兄弟の忍者（森をピョンピョン飛ぶ３人組）、不動、暗鬼の忍○（言えませんよね）です。