アニメ人気シリーズ DVD

正直この親子愛のテーマが前面になりすぎたり
セブンチェンジャーが最期の見せ場をさらうので
ダガーンたちの印象が希薄になるのは残念ですが、
あくまで主人公は高杉星児であり、ダガーンたちは
彼を守護する存在で、だから、前２作と比べて
友情というテーマよりも、１人の少年の成長記録という
素晴らしいエンディングに結びつけたと思うんです。

ちなみにダガーンの速水奨さんと、お母さんの五十嵐麗さんは
夫婦で、同じ作品で共演するのは本当に久しぶりで
あったから、新鮮で楽しかったと終了後のムック本でも
告白していました。
あと、星児の松本梨香さんとヤンチャーの高野麗さんもほぼ
初共演だったそうで、高野さんが人見知りしていたとか。

　映像やＢＧＭも綺麗なものばかりで大好きな作品です。「第二章」も好きですが、個人的には「第一章」の方が好きです。いろいろな人々と出会いながら旅を続けるという設定が好きだから！
どきどき！少女達は冒険の旅へ。
キャラクターがみんな　すごく　しっかり　生きています。
みんな　いろんな不安や悲しみを抱えながら
生きています。
それでも　少女たちは　戦い　傷つき
そこに　また　友情や愛や信頼を　みつけだす。
一緒に　冒険にでませんか。
ファンタジーの極限
ものすごく大きなカテゴリーとして考えれば、ファンタジーに分類できる作品です。「いま、ここ」ではない「どこか、違う世界」を希求するという意味でです。

この作品は、アニメでいえばオタク向けもしくは小学校高学年から中学生の少女向け「美少女ファンタジー」に該当するのでしょうが、私はＣＬＡＭＰ作品がスキで、マンガで最初に読んだのですが、ラストが衝撃でした。

というか、こんな難しく、悲しく切ないラストが、どちらかというと低年齢向けの作品でありうるのか!と、感動しました。まぁ、はじめて見た時は僕も、僕も学生でしたが。。。異世界ファンタジーものは、中学生を軸にスレイヤーズとか様々な作品があります。けれど、いやーこんなに頭を悩ませる設定は、ないですね。僕個人的には、この世代の作品では最高レベルだと思っています。キャラもかわいいしね（笑）。
美少女ファンタジーものの傑作
ジャンル分けするなら「美少女ファンタジー」ということになるのでしょうか。男性には絵柄や設定などを見て引いてしまう方もいるかもしれませんが、このジャンルの中では非常に質の高い傑作だと思います。

物語は、「異世界セフィーロ」に召還された光、海、風（←いずれも名前です）の３人の少女が、世界を救うために世界の中心であるエメロード姫のもとへ旅をするという、ややありがちと言えばありがちなお話ではあります。しかし、「心の力」が現実の力となるというセフィーロの世界設定や、物語後半では「魔神」と呼ばれる巨大ロボット（？）が登場するところなど、普通の少女向けアニメにはない斬新な部分もあり、何よりも、ラストの展開は非常に衝撃的で期待を（よい意味で）大きく裏切るものでしょう!（ストーリーに関わる事なので詳しくは書けませんが…）。