アニメ人気シリーズ DVD

今更登場、天竜神
ＦＩＮＡＬがあとで評判が悪くなったのは、途中の制作中断と、ロボット大活躍よりも萌え要素を多く取り入れたためだったと思います。 本巻ではそれまでの活躍できなかった鬱憤を晴らすかのように勇者ロボ軍団が総登場ですが、遅まきに逸した・・・・・・というイメージがあるのも否めません。 その最たる例が天竜神で、何度ファンを待たせたんだよ!と批判されても仕方がないし、穴埋めにしてもフォローが上手くできなかった感じもします。ジェネシックの強さと、地球に迫る危機感もＴＶシリーズほどの緊迫感はありませんでした。 相変わらず、攻撃に姑息さばかり目立つ遊星主も、せっかくのバトルに水を差す感じです。
いつか星の海で
「優星主の必死の努力も虚しく，ついに古の封印を解かれ復活した伝説の破壊神．すべての存在を滅ぼす破壊神の前には，われらが優星主のラウドGストーンさえも無力であった．三重連太陽系に定められし結末．それは，滅びなのか？！立て，立ち上がれパルパレーパ．我々は君の優星主伝説を信じている．」「これは力の限り戦った，優星主最後の物語である．」

ジェネシックガオガイガーとソール11優星主の戦いは，破壊と創造という二つの力のぶつかり合いであり，正義と悪との対決ではない．「俺達の文明は間違っていたのか？」「我々の存在を否定するもの．悪魔！？それとも神！？」というTVシリーズ最終話のセリフは，ソール11優星主にとっての破壊神が正にそれであり，OVAシリーズがTVシリーズと逆の視点で描!かれていることを象徴する部分でもある．ソール11優星主は自らの使命のために，自らの存在を貫くために，侵略者であり「滅びをもたらす悪魔」であるジェネシックを倒そうとする．ラウドＧストーンの限界を越えた力を引き出してまでジェネシックに挑む「三重連太陽系の守護神」の思いは，TVシリーズ最終話での「青の星の勇者」のそれと同じ．自らの星を守りたい，信じた物のために，守るべき物のために，そして「生き抜くために！」
最強勇者軍団！！
我等の勇者王が甦り、ＧＧＧクルーも戦線復帰！
今回、初シンメトリカルドッキングを披露する天竜神など見所も沢山。
熱い奴等たちを見たい人、骨太のロボットアニメを見たい人、そしてＴＶシリーズから応援してきた人もすべてのアニメファンにお勧めの作品。
ドラマを盛り上げる音楽も最高、ハイクォリティなシリーズ第七弾。