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[ DVD ]
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伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 【劇場版】 [DVD]
・塩屋翼 ・田中秀幸 ・戸田恵子
【JVCエンタテインメント】
発売日: 2001-01-27
参考価格: 15,540 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 22,699円〜
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・塩屋翼 ・田中秀幸 ・戸田恵子 ・矢立肇 ・富野由悠季
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カスタマー平均評価: 4.5
現代のロボット好きよ… この作品、実は私はスパロボをやるまで知りませんでした‥(放送してる時は生まれてませんでした)そんなある日、近くに中古でイデオンのDVDが売っていたので、最近見る物も無いし‥と思い購入しましたそれと同時に友達からDVD-BOXを譲り受けましたのでTV編→劇場版と見る事が叶い、時間をかけて見ることが出来ましたずばり、黒富野監督全開な作品ですが‥凄いです何が凄いって戦闘シーン、それを彩る音楽、一人一人のキャラの個性、緻密に練られたストーリー、そして人間と言う生物の描き方‥どれを取っても一級品です、特にラストシーンや(TV版後半?)の戦闘シーンなんかは、見ていて背筋がゾクゾクする程の緊張感‥いかにも異星人の手で作られたと言わんばかりの重機動メカ等(敵の兵器)のデザインも、この世界をより際立たせている様に思います勿論、キャラの内の人間味という面にもスポットライトを当てており、時折見ているこっちが「人間とは、こんな生き物なのだろうか‥」と考えさせられる事も多い作品でした今のガンダム等のロボットアニメを否定する訳ではありませんが、現代のロボットアニメに無い物が確かにあると思います。いくら内容がハードで、打ち切りを食らっても名作であると言う事は他の方の投稿や評価でも分かる事個人的には、是非とも一度見て欲しい作品ですロボットアニメの印象‥変わりますよ? 壮大なる富野版火の鳥 虫プロ在籍時代、故手塚治虫の影響を受けたであろう富野由悠季が創り上げたこの作品、リアルタイムの頃は幼児だったのでよく判らなかったし、映画版はテレビではうやむやな形で終わってしまったストーリーが、登場人物達が全員死亡という形になってしまうのに「何で?」という思いでしたが、テレビ版と映画版を見返してみた時、「イデオンって絶望的だけど、壮大なお話しだな?。なにかに似ているように思えるのだけど・・・」という具合で思いついたのが、手塚治虫のライフワークである火の鳥だった事が判りました。
火の鳥の永遠の命がイデの無限力、時代に伝えられた英雄の姿を映し出すのがイデオン、地球の人々とバッフ・クランの人々のそれぞれのエゴや絡みと戦争、滅亡を回避しようとして結局・・・・・・更に輪廻転生という部分も火の鳥によく似ていて、壮大なスケールのこの話の後ろに手塚作品の多大なる影響を受けていたという部分が見えてきます。
こういったテーマとストーリー、そしてカタルシスとメッセージ溢れる作品は今の時世ではとても創れないだろうと思います。 富野思想の真骨頂はここにあり
「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督がガンダム続いて放った
TVアニメ「伝説巨人イデオン」の真の完結篇を描いたのが本作。
TV版ガンダムに続いて打ち切りで終わってしまった無念を晴らすが如く
キャラクターデザイン湖川友謙氏がほとんどの原画を担当したという
入魂の作画、豪快な演出、丁寧な撮影による鮮やかな映像、
「ドラゴンクエスト」でもおなじみすぎやまこういち氏作曲の壮大なオーケストラ曲に乗せて
イデオン&ソロシップvs何十万機というバッフクラン艦隊との最後の殲滅戦が幕を開けます。
完結編の『発動篇』が劇場版でリリースという稀な形になったため、
作品紹介を兼ねて新作カットを多数追加した総集編の『接触篇』も同時公開されましたが、
展開が速すぎてダイジェスト程度にしか感じられません。
やはり、この作品はイデオンの完結編のためTVシリーズ全39話視聴が必須になると思います。
分かり合えない人の業の有様をアニメという媒体で
惜しげもなく描いた点は早すぎた傑作と言えるでしょう。
アニメーションの作画自体がやや古めかしい印象は拭えませんが、
女、子どもまでも区別無く、戦場を舞台に次々と倒れていく壮絶な修羅場の勢いと生き様は
当時の『たかがアニメ』という印象を完全に粉砕してくれます。
人の業を超えうる善き魂への輪廻を壮大なスケールで描いた本作はまさに必見。
ニュータイプ論に始まった富野思想の核心を伝える荒削りの野心作に乾杯! プレミアついてんだ… 「重機動メカ数百機を犠牲にしても」「かまわんな」小学生にはショックな一言でした。「加粒子砲そのものじゃないか!」大スクリーンで見れないのは残念ですがガンド・ロウは圧巻です。ルクク・キルが出てこないんで一点マイナスですがホントは発動編だけで満点です ふざけたプレミアにカウンター 正直、湖川氏の描くキャラクターが好きになれず未見
の作品でした そのため観ようとも思わずいたのですが
ふとしたことで買おうと思えばこのプレミア
値段をつけるほうもつけるほうだが
かうほうも悪い
まあ 欲しいんだからしょうがねえと言われたらそれまでだが
でも この再販をみて予約しました
あんなふざけた値段では到底手が出ない
でも 発売元もこういう場所をみて再販を考えてもらえると
非常にうれしいです
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[ DVD ]
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交響曲 宇宙戦艦ヤマト ライブ [DVD]
・羽田健太郎 ・宮川泰 ・川島和子
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 2005-06-22
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 22,500円〜
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- 収録曲 - 1. オープニング ~解説~ 2. 第一楽章 誕生 3. 第二楽章 闘い <スケルツォ> 4. 第三楽章 祈り <アダージョ> 5. 第四楽章 明日への希望 <ドッペ...
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カスタマー平均評価: 4
良い曲ですが、中古でもとても高くて手が出せません ヤマトの曲はどれもとてもすばらしく、手元においておきたい1枚です。
しかし、中古でもとても高くててがだせません。
35周年が40周年記念にはぜひ、廃盤になっている音楽の復刻をしてほしいです。
もし、気軽に買える値段であれば、多くの人に聴いていただきたい曲です。
30周年記念CD?BOXのボーナストラックでしたが、そちらも廃盤です。
個人的には30周年記念の方がデジタルリマスターが利いていて曲がはっきりしていました。
どちらも廃盤で多くの人に聴いていただけないことは、とても悲しく思います。
N響によるヤマト!! ここまで来ると凄い!!ヤマトは特に音楽に力入ってますが、あのNHK交響楽団がヤマトを演奏するのである。そんじょそこらのBGMではないのである。四つの楽章から成り立っているが、どれも良い。重厚さがそれまでのものも良かったが、ものがものだけに厚みが何時もより余計に厚く感じます。マァ、ヤマトを知らない人に聴かせても、チョットやそっとでは分からないかも・・・分かったとしても、その重厚さに「アニメ」という概念が吹っ飛ぶかも。これほどアニメ音楽が本格的クラシック音楽として成り立っていた!!という事実が意外と知られていない。ヤマトは本当に音楽に力を入れた作品である。ヤマトの音楽はそのストーリー以上に高く評価されることがよくある。作詞といい作曲といい、とんでもない人たちが作り上げてますよね。「よくもマァこんな豪華メンバーが・・・」と。それにこの作品はN響です。N響によるヤマトですよ。!凄いですよ!!第一楽章から第四楽章まで、聴きごたえあります。どれもいいです。一番トッツキヤスイのは第二部の「闘い」でしょう。ノリが一番いいから。あと、第四楽章のラストのヴァイオリンのソロも凄い!!聴きごたえありすぎです。
それに絵も挿入されていますが、オリジナルのものに少し手を加えてあり、それがまた良い方向に変わっているんですよ。「さらば・・・」の都市帝国を攻撃するシーンも入っているのですが、オリジナルに手が加えられて、良い感じに綺麗に仕上がっている。チョット映像を加工して綺麗になってます。第二部の「戦い」の中のコスモタイガーの乱舞するシーンなんて、オリジナルに若干の加工を加えて綺麗にしてあります。そしてカッコいい場面だけ繋げてあるから見応えがありますよ。ヤマトの音楽好きな人は多分好きだと思うんだけどナァ・・・この映像も初めて観る人は新鮮だと思いますよ。都市帝国攻撃のシーンは鮮やかさが全然違いますもん。オリジナルを観ると「地味・・・」って思えるほどです。 勘違いしてました。 交響曲 宇宙戦艦ヤマトといえば第1作目のあのアルバムを交響曲でライブにしたものと思ってました。20年前に見ていればよかったのですが今回初めてみまして期待はずれというか私の勝手な想像のせいですが、これは 交響曲 宇宙戦艦ヤマト 完結編というタイトルにしてくれないと。作曲 羽田健太郎さんだったのですね。でも各曲のタイトルは1作目の交響組曲からの引用だし、、まあ安かったからいいか。しかし画質はいただけません。 内容はGOOD! ジャケットは”?” 〜 名曲ぞろいの”宇宙戦艦ヤマト”の楽曲をクラシック音楽のスタイルに編曲して演奏されたコンサートのライブ映像です。 宮川泰作曲の主題を使って羽田健太郎がまとめたもので、当時、若手売り出し中!だった大友直人の指揮の下、国内実力ナンバーワンのNHK交響楽団によって演奏されています。 映像の演出は、ウルトラセブンや怪奇大作戦など独特な作風〜〜で知られる実相寺昭雄によるものですが、氏は、クラシックコンサートの映像でも高い評価を得ている人物です。 音声は、ドルビーではなくリニアPCMで収録されており、日本コロムビア自体がPCM録音では世界のトップだったことを考えると保存さえしっかりしていたらきっと問題のないものでしょう。(再現忠実度は、ドルビーよりリニアPCMの方が上のはずです) 〜〜 ということで、内容は良いと思うのですが、ジャケットはゲームショップに置いてある見本版のようで元の絵素材を台無しにしているひどいものです。背文字のタイトルロゴも最低!また、解説もついていないのでその辺りで減点しました。〜 心の琴線にふれる 圧倒的な美しさでメロディがせまってきます。ヤマトの音楽は素晴らしいのだと、改めて実感しました。個人的にはイスカンダルが好きです 本当にきれいできれいでため息が出ます。
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[ DVD ]
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おにいさまへ…DVD-BOX1
・笠原弘子 ・戸田恵子 ・小山茉美 ・島本須美 ・玉川紗己子
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-08-23
参考価格: 31,500 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 22,000円〜
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・笠原弘子 ・戸田恵子 ・小山茉美 ・島本須美 ・玉川紗己子
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カスタマー平均評価: 5
隠れた名作 放映当時(15年前?)、相当過激な作品だったのではないでしょうか。
それでも(それだから)、素晴らしく、見応えあるの傑作です。
この作品はとにかくスタッフが豪華です。
原作はベルばらの池田理代子
製作は手塚プロダクション
監督は出崎統と杉野昭夫
音楽は羽田健太郎
声優は戸田恵子、ナウシカの島本 須美。
小山 茉美(デスパレートな妻たちのナレーション。メアリーアリス)
堀内賢雄(フルハウスのジェシー、ビバヒルのスティーブ)
勝生真沙子(セックスアンドザシティーのサマンサ)
安達忍(ビバヒルのドナ、フレンズのレイチェル)
伊藤美紀(フルハウスのキミー)
海外ドラマ好きなので、代表的なものを書きましたが、
どなたでも聞き覚えのある声優さんばかりです。
これを当時NHKBSが放送していたとは、すごいですね。。 ヘタなドラマよりも感動 映像美、精神世界、内容ともにアニメとは思えないほどよくできています。舞台は名門女子高校。「宮さま」「モナ・リザの君」など、憧れのお姉さま方、そして「ソロリティ」なる聞きなれない、選ばれた生徒だけが入会できる特別なグループが登場するなど、少し現実ばなれした、しかしドキドキしてしまう世界。高貴な「宮さま」が登場するに相応しく、文学や歴史、フランス語などが顔を覗かせる。実に知的な内容。
男装の麗人「サンジュストさま」と聞けば、フランス革命は恐怖政治の大天使「ド・サンジュスト」を調べまくり、シェイクスピアのソネット第18番「あなたを夏の日にたとえようか・・・」と宮さまが呟けば、「それってなに?!」と本屋でソネットを買い、「サンジュストさま」が読んでいたのが、プルーストの著作「ジャン・サントゥイユ」と知れば、早速、図書館で借りてきてしまったり・・・。読み手の知識が増えることまちがいなし。
どうせアニメでしょ、なんて思わず、ぜひあなたもお試しあれ。
原作が色あせるくらいの迫力 あの原作を、よくぞここまで膨らませたと感じた。しかも、いい意味で。 お決まりのパターンと言えばそれまでだが、お嬢様学校ならではのドロドロした感じが濃縮され、ドロリと血管に直接入ってくるような、恐ろしさを感じた。実際、お嬢様学校に行っていたお金持ちの方に聞くと、共感できる部分が多かったようだ。 最初のボックスでは、登場人物とその背景が出揃い、見終わる頃には後半への知識と気持ちの準備が整う。 一つ一つの場面に異常に台詞が多いのは、少女マンガの特徴といえる。少女マンガをアニメにすると、静止画が多くてセルを書く人は楽なんだろうなーと、斜めから見るのも楽しめるかもしれない。 出崎アニメとして完成された少女漫画 女学園を舞台に友情・恋・嫉妬といった青春を描いた群像劇です。 奈々子の一人称で物語りは語られるのですが、とにかく周りの登場人物が個性的で魅力的だ。 親友の智子の描写が出崎作品らしく、とても清々しい友情を描いています。 奈々子が主人公として描かれているのだけど、智子であったりマリ子であったり奈々子を取り巻く友人たちも主役と変わらない輝きを持っている。 脇役が脇役を徹しながらも輝いて見えるその演出に脱帽します。 涙が止まりません 放送から10年を経ての発売となったのですが 映像はまったく色あせていません。 今見ても、当時よくNHKでこんなドロドロした人間ドラマ のアニメを放送したなと思います。 せっかくのDVDなのですから、得点映像などが入れば よかったと思います。 羽田健太郎の音楽も最高ですね、宝物です。
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伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 [DVD]
・塩屋翼 ・田中秀幸 ・白石冬美 ・井上瑤 ・戸田恵子
【タキコーポレーション】
発売日: 2006-05-05
参考価格: 10,080 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 21,649円〜
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・塩屋翼 ・田中秀幸 ・白石冬美 ・井上瑤 ・戸田恵子 ・矢立肇 ・富野由悠季
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カスタマー平均評価: 4.5
いい仕事しています! 『直接ブチのめしたい!』
『コスモ!熱くなりすぎるぞ!』
一番好きなセリフです、他にもたくさんいいセリフがあるのですが、
何年も忘れられないセリフが上のセリフ
塩屋さん、井上さん、白石さん、戸田さんも、
みなさん、最高です。
戦わざるを得ないんです、もはや意味もなくお互いが
絶滅するまでやらないと終わらない
ダンバインと並び、富野さんの最高の作品だと思います。 やっぱり凄かったんだ アニメはあんまり最近のは観てないんですが(目が大きくて顔が尖ってて、デッサンが関係ないような皆お子様状態で受け付けない)これは当時映画館で見て感動してしまいました。
TV版を観なければ分からないとありますが、私はTV版を観た事がなく
何かと一緒の同時上映で観てしまったのですが、その映画が何だったのか忘れてしまうくらいイデオンは印象に焼きつきました。
レンタルにも置いてないし評価低いのかなーと思ってました。やっぱりクオリティー高かったんですね。TV版も予告編もなにも予備知識なく観たので、”発動編”に入るともう手に汗握る展開にハラハラしどうしでアニメではまさかのラストに圧巻でした。
戦争に英雄なんていないし、ガンダムとは違い戦争では女性、子供も死ぬという当たり前の事を描ききった秀作です。
最近のアニメは物凄い残酷なシーンをかっこよく描いたりしていて単なるスパイスとして使ってるようで残念です。最近の傾向なんでしょうか?
アメリカの兵士はイラクで銃撃戦に使えるようにTVゲームを使って訓練するそうです。実際何の躊躇もなく初めてでもガンガン撃ちまくれる優秀?な兵士(兵器)になるそうです。
イデオンではまた私利私欲に走り、お互い助け合おうとしない事による悲劇が起きますが、
今まさに地球温暖化で すぐにでもお互い協力しないと、もうあと何十年と持たないかもしれない嘘のような状況になっているので このアニメのメッセージに絶句です(20年前?)。
世界のアニメブームで 不思議とこの作品は海外に紹介されてないようで残念です。
ロボット対決があんまりないので、受けないんでしょうか?ハリウッドでこのラストは
まずありえない、凄い作品です、アニメとしてかたずけられるのがもったいない。
できれば 同じ製作スタッフでセリフ、ストーリーをいじらずにリニューアルされたのを見たい。
好き嫌いを超えて、観ておくべき作品 「富野監督の才能は本作で絶頂を迎え、そして枯渇した」
ブレンパワードで復活の萌芽を示すまで、そう言われていた時期が確かにありました。
両陣営の各登場人物のエゴが複雑に絡み合い、取り返しのない状況に陥っていく・・。
端役に至るまで強烈な印象を残す登場人物達、それぞれが抱える業が後に引けない状況を招いてゆく過程が、冷徹かつ凄惨に描かれていきます。
そしてそれは、重厚な雰囲気を作るための単なる演出ではなく、ちゃんと物語の中で意味を持っている描写なのです。更に、物語に厚みと奥行きを与える重厚で素晴らしい音楽。
現在ほどには、人の心の闇がクローズアップされてはいなかった80年代初頭にこんなものを作ってしまったことが驚き。
「エヴァ」と比較されることが多い作品であることは周知の事実ですが、まだエヴァしか観ていない方に是非お勧めします。どちらが優れているとか、どこがオマージュであるとか、そういうのを発見してほしいという訳ではなくて、両作品を観て新たに解ることがあると思うので。
映画作品としては、TV版既放映部分の総集編にあたる「接触編」が時間的理由から非常に説明不足であるため、難解だといわれていますが、「エヴァ」をある程度理解できた方なら、ネットで多少知識を補ってから観れば、TV版未見でも理解することは可能だと思います。 イデとは、もうひとりの自分、鏡ではなかったか、 「その方があなたらしいでしょう。」シェリルとカララが互いの頬を叩き合う。感情の発露の名場面であり、二人の女性の内面を私に叩き付けたシーンです。イデオンは集団劇でした。コスモは主役として据えられているけど、時によってはべスであり、ギジェであり、モエラでありました。だから私はギジェになぜか惹かれてしまいます。敵役として登場しながら、最後はイデオノバのコクピットでイデの何たるかを見ながら絶命していく。そして、彼を慕い始めていたシェリルの慟哭。無限の力、イデに振り回され対峙する姉妹。ゲスと唾棄しながら打ち込む弾丸に込められた嫉妬心。家名のためではなく殺したと語る娘に、父は慰める言葉はない。その時、女としての気持ちを吐露する姉。物語に込められているのは、人としての正直な気持ちだったのだと思います。
近年、富野由悠季総監督は自分は「さばき屋」という発言をしています。与えられた仕事をさばきこなす、イデオンというアニメもそうだと。以前LDのインタビューで言ってらっしゃいましたがイデオン以後、駄目だよねなるコメント。自身を律し、自重しながらの発言とは思いますが、富野監督はイデオンを作ったこの1点で大威張りできますよ。少なくとも私はそう思います。富野さんだけでなく、音楽の冴え渡るすぎやまこういちさんや、骨格・アオリの湖川友謙氏。音響監督の松浦氏、前年の赤毛のアンのキャストが多いのにみなさん気が付きました?2008年にNHK「アニメ夜話」で取り上げられたのも記憶に新しいと思いますが、里アナから「イデとは何だったか?」という質問に湖川さん、脚本の松崎さんたちが回答していましたが「イデとはもうひとりの自分、鏡ではなかったか、個々人ひとりひとりにとってね。」というコメントは、なんか「はっ」としちゃいました。
実はイデオンには富野監督が執筆した「イデオン・ライナーノート?アニメの作り方教えます?」という読み物があります。テレビ放送直前から劇場版発動までの間、毎月月間アニメージュで連載されていました。伝説巨神イデオンの放送開始から、悲劇の打ち切り、そして復活の劇場版への道のり。あの時期の貴重なドキュメンタリー、なはずです。監督はフィクションだから・・と告白していますが稀代の傑作が世に出た、こけた、立ち上がったという道程がホントにおもしろかった。このライナーノートの担当編集はジブリの鈴木敏夫さんだったと思います。イラストは湖川友謙氏。再販はもうないでしょうから手元にある初版は、金に困っても手放せない一冊ですね。こうして劇場版を見るとテレビが打ち切られた頃の寂寥感がよみがえるようです。あなたも、ソロシップといっしょに宇宙の果てまで逃げてみませんか? イデは内なる鏡かぁ、なるほどなぁ。最後に、ファードについて。弱弱しい男の子が、モエラと出会い、別れそして発動篇での成長。さりげない描き方です。でも、ここに紹介せずにはいられません。 再販 劇場版+テレビ版のボックス作れ高くても買ってやるエヴァの新作劇場公開に合わせてイデオンもまんま劇場公開すればいいイデオンのが面白い
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[ DVD ]
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アタックNo.1 DVD-BOX 2
・小鳩くるみ ・坂井すみ江 ・森功至 ・仲村秀生 ・村瀬正彦
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 2007-04-18
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 25,700円〜
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・小鳩くるみ ・坂井すみ江 ・森功至 ・仲村秀生 ・村瀬正彦 ・浦野千賀子
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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あしたのジョー2 DVD-BOX(2)
【バンダイビジュアル】
発売日: 2001-02-25
参考価格: 31,290 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 21,500円〜
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カスタマー平均評価: 5
ジョーと葉子の関係に興味津々 先日 NHKBSの特番で初めて見てすっかり嵌り あっというまに全話見ました。もちろんジョーが大好きになり、特に後半どんどんかっこよくなっていくな?と思いました。
確かに、彼をボクサーにしたのは段平ですが、彼をチャンピオンにしたのは白木葉子ですね。
特にこのBOX2では ふたりの様子に注目して見ていくと ホセ戦直前の控え室のシーンが、より切なくなります。
出会いの頃に葉子に悪態ついていたジョーは 好きな女の子をわざといじめるガキ大将のようだったけど、ドラマ後半になると 公衆の面前で彼女に怒る様子なんか お互いを知り尽くして遠慮なく言い合える 長年連れ添った夫婦のようにも見えます。いえ、それ以上の強い絆さえ感じます。
それだけに もっとふたりのほのぼのシーンが見たかったなと思います。私は、ふたりがハワイの砂浜をデートして、ジョーが暴走させた車の中で笑い合うシーンが大好きです。
紀子になれる女はたくさんいるかも知れないけれど、葉子になれる女はそうはいないでしょう。
彼女は本当にすごい人です。そしてその葉子に「好きだ」と言わせたジョーもすごい!
ボクシングシーンの迫力もさることながら 女性の立場でこの作品を見た時、ジョーと葉子の、何とも言えないプラトニックラブにも、新鮮な感動をおぼえてしまうのです。
だから ジョーが燃え尽きた後、葉子がどうなるか気がかりです。あのグローブだけを思い出に生きていけるのかな? 私はジョーにはもちろんですが、葉子にも大拍手を贈りたい!
日本アニメの最高傑作!! これは文芸作品としても最高ですね。アニメという枠、越えてます!
また、ストーリーの留まらず美術とか演出、さらには音楽も素晴らしい。これら全てが相まって、最高の表現方法となっている。話も美しいし、絵も美しく音楽も素晴らしい。
ストーリー的には「”命懸け”という事が,相手に対して最も説得力を持つ」という事を教えてくれてます。主人公の彼はタマタマ若くして死にますが、これは百まで生きる人でも同じ事で、ようは「人は死ぬまでどうあるべきか」をこの作品はとても良く表わしているんです。この普遍的価値観がこの作品の質を大変高いものにしていると言っていい。哲学的にも文芸作品としても、教養作品としてもとても学ぶべきことが多く含まれる作品です。 大役者 白木葉子 ヘタにレビューなどを書けないところがこの「あしたのジョー」の凄いところ。ジョーはもちろん、ジョーを取り巻く世界がいい味を出しているから「ココは見所」というのではなく「全部見所」となっている。男性諸君にはぜひ一度は見て欲しい作品ですよ。強引にレビューするなら、「白木葉子」にスポットを当ててあげたいと思う。葉子に関して皆さん、低評価なのかあまり話が出てこない。この人物、ジョーを一番よく知る人物だと思う。テンプルを打てないと復帰戦で見破り、カルロスと思い切りスパーリングさせてあげたり、おっつぁんも気づかなかった減量苦を見破ったり。。色々な場面でジョーと衝突してしまうが、葉子はイイ女だと思いますよ。ホセ戦の直前まで切り出せなかった熱い思いをずっと秘めてジョーに接していたことを思うと、「不器用だけど可愛い」と思ってしまいます。(何でも器用にこなすが恋愛は武器用だったようですなぁ。) でも、最後の最後で血染めのグローブをもらえてよかったですよ。 できれば、ホセ戦の後もジョーには生きててもらって葉子とハッピーエンドがよかったのですが、自身の言葉通り、「真っ白な灰」となってしまいました。。 リング上では笑顔で、眠るように灰になったジョー。これもハッピーエンドと言えるかもしれません。 あの世で力石に会って、「よぅ、久し振りだな、力石。」なーんて会話をしたんでしょうかね。 あの世に行っても我々の心に生き続けるジョー。凄いですね。名作です。 大役者 白木葉子 ヘタにレビューなどを書けないところがこの「あしたのジョー」の凄いところ。ジョーはもちろん、ジョーを取り巻く世界がいい味を出しているから「ココは見所」というのではなく「全部見所」となっている。 男性諸君にはぜひ一度は見て欲しい作品ですよ。 強引にレビューするなら、「白木葉子」にスポットを当ててあげたいと思う。葉子に関して皆さん、低評価なのかあまり話が出てこない。この人物、ジョーを一番よく知る人物だと思う。 テンプルを打てないと復帰戦で見破り、カルロスと思い切りスパーリングさせてあげたり、おっつぁんも気づかなかった減量苦を見破ったり。。 色々な場面でジョーと衝突してしまうが、葉子はイイ女だと思いますよ。 ホセ戦の直前まで切り出せなかった熱い思いをずっと秘めてジョーに接していたことを思うと、「不器用だけど可愛い」と思ってしまいます。(何でも器用にこなすが恋愛は不器用だったようですなぁ。) でも、最後の最後で血染めのグローブをもらえてよかったですよ。 できれば、ホセ戦の後もジョーには生きててもらって葉子とハッピーエンドがよかったのですが、自身の言葉通り、「真っ白な灰」となってしまいました。。 リング上では笑顔で、眠るように灰になったジョー。これもハッピーエンドと言えるかもしれません。 あの世で力石に会って、「よぅ、久し振りだな、力石。」なーんて会話をしたんでしょうかね。 あの世に行っても我々の心に生き続けるジョー。凄いですね。名作です。 燃え尽きて・・・後はそれぞれの思いにおまかせ。 燃え尽きたジョーの姿はあまりにも有名・・・。けれど「金龍飛戦」以降はあまり好きではない。その訳は話がマンガチックになってしまったから・・・。ホセ、メンドーサ戦は金龍飛戦に比べれば大したことも無いように見えてしまうのは果たして僕だけだろうか?少々辛口の意見だが自分の正直な感想です。
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[ DVD ]
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亜空大作戦スラングル DVD BOX 1
・古谷徹 ・平野文 ・鈴置洋孝
【ユニバーサルJ】
発売日: 2004-06-30
参考価格: 25,200 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 34,500円〜
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・古谷徹 ・平野文 ・鈴置洋孝
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カスタマー平均評価: 5
私の青春・そして人生の鍵 アニメーション作品としては、作画のレベルも低く、演出・脚本ともに80年代以前の標準よりもやや低めだと思うのですが、なにはともあれ「大好き・愛してる」という作品なのです。キャラクターたちの配置がツボなのか、話ごとにあふれ出てくる、若いスタッフ達の個性によるものなのか、それはわからないのですが、どうにも好きでたまらない。 そのためにこの作品を作っていた小さな制作スタジオに入社し、労働搾取により挫折し、インスパイアされて小説を書きデビューもし、この作品を知っているという理由で配偶者もゲットし、人生のきっかけの大半に影響を与えられています。 まさかDVDが出るなんて思っていなかったので、大切に保存していた当時のビデオを、自力でDVDに変換したばかりだったのですが、もしかしたらそれが効いたのかもしれないと、シンクロニシティな喜びを感じています。 ありがとう!DVD-BOXを出してくれて!感謝していますよ! 80年代、国際映画社テイスト! 80年代を大いに?にぎわした国際映画社ロボットアニメのひとつ。 今回待望のDVD化で当方は初めて見た。シリーズ構成の山本優氏は本当に、 集団劇というかチーム戦が好きなんだなあと、まず思った。 氏の突き抜けたノリにノったテイスト(うまく言葉にできない)は、 健在で、それを見てるだけで楽しい! アクロバンチほどJ9シリーズとの差別化が図られてなく思え、 パッと見、見比べるとどっちがどっちだか分からないような気もした。 音楽が同じ山本正之氏ってのも大きいと思うが。 ともかく私としては、 期待してた80年代ロボットアニメのテイスト?を 十分堪能することができ、買って満足。 残る「超攻速ガルビオン」も見たいのでDVD化是非!
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[ DVD ]
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赤毛のアン DVDメモリアルボックス
・山田栄子 ・槐柳二 ・北原文枝 ・高島雅羅 ・井上和彦
【バンダイビジュアル】
発売日: 2008-08-22
参考価格: 27,300 円(税込)
販売価格: 21,286 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 39,500円〜
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・山田栄子 ・槐柳二 ・北原文枝 ・高島雅羅 ・井上和彦
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カスタマー平均評価: 4.5
欲しかった作品。ほぼ満足です。 「赤毛のアン」は昔から大好きで、いつかは手に入れたい作品でした。
私の最もお気に入りは、何気ないアンの夕食の片付けシーン(お皿を洗うとか、熱湯で布巾を消毒するとか)で、こうしてDVDを手に入れた今、見放題の幸せを味わってます。
元々の価格が高額なので、20%Offは嬉しい限りです。
画像に少し雨が降っているので(大元のフィルムのせいだと思います)★4つにしちゃいましたが、心情的には★5つです。
良い作品は、いつまでも愛されて欲しいです。 赤毛のアンの導入の一つ 赤毛のアンの導入の一つとして貴重。
量産アニメーション的な見やすさがあるので、赤毛のアンを知らない子供が、赤毛のアンの本を読む前に見るのもよい。
ハイジ、小公女、あしながおじさん、などとならぶ20世紀の海外文学の紹介アニメーションの代表作の一つ。 『世界名作劇場』の最高峰 とにかくうっとりしてしまう。
主人公のアンが目をきらきら輝かせ、花や樹やそこここの眺めに感嘆の声を発すると、我々もアンの視点で思わずそれらに見入ってしまう。
一つ一つの風景が美術絵画のように美しく、アニメならではの、いや、アニメ以上の視覚的効果が存分に活かされている。アンが駅から馬車に揺られてグリーン・ゲイブルズに向かう途中で出合う「喜びの白い道」や「きらめきの湖」の素晴らしさ。それを見た途端、我々はもうプリンスエドワード島の住人になっている。そしてアンの行くところ、「雪の女王様」や「ボニー」、「ドライアドの泉」「アイドルワイルド」「恋人たちの小道」「すみれの谷」と、愛すべき美的世界はどんどん広がってゆく。
なんて綺麗なんだろう。率直にそう思った。
それに加えて、アンのおしゃべりの面白さ。よくあれだけとめどなくしゃべれるもんだなぁと感心しつつ、ついつい聞き入ってしまう。好奇心と空想力に満ち、独創的な着眼点で、次から次へと話題を生み出す才能には舌を巻くものがある。うるさいくらいにしゃべり続けながら、少しもうるささを感じさせない、これほど魅力的かつ個性的な主人公は他に類を見ない。
そのアンを限りない愛情で包み込むマシュウの存在も大きかった。昔このアニメを観て以来、いつの間にか私の口癖も「そうさのう」になっていた。それくらい影響力の大きい作品であることを、ふとしたはずみに漏らす「そうさのう」によって、自分自身何度確認したことか。懐かしい上に、決して古くはならない『赤毛のアン』である。 オススメします 今年テレビで再放送を観てすっかりハマってしまいました。しかし観たのが途中からだったのでどうしても最初から観たくて購入しました。原作に忠実ですしやはり最初から通して観るのをオススメします。実は名作劇場世代なのですが赤毛のアン放送時は幼稚園に通う前だったので覚えてるのはダイアナの髪型いいなーという程度。もっと十代の頃に作品の良さに気付いていたら人生多少変わっていた?かも。アンが大人になるにつれマリラが昔のおしゃべりで失敗ばかりしていたアンを思い出して涙ぐむシーンが何度かあります。私も子どもがいるのでわかるのですが・・。成長は嬉しい、けどいずれ自分の元を巣立ってしまう・・という何とも言えない淋しさ・・。マリラのこのシーンはアンに対する“親心“をよく表現していると思います。残念なのは途中で宮崎駿氏が抜けてしまったのと限定生産DVDなのに特典が淋しい事です。宮崎氏が抜けてからの作品はアニメにあまり詳しくない私が観ても画面構成が普通になってしまった感じがします。あとDVDのパッケージはとても素敵なのですが・・。特典にシールとかポストカード等が付いていたら良かったかなと思います。でも全体としてはとてもいいのでオススメです。 喜怒哀楽 それぞれのDVDに、4?5話がおさめられていて、全50話。
名作ものの中でも、この作品は、重点と傾向が、良い意味で、少々特異であると感じる。
描かれている自然の美しさが光るが、一方、アンが過激にお喋りである事が面白い。
そこでは、喜怒哀楽の変化が激しく、しかも、機敏に交錯し、時には、芝居がかっていたりする。
どうしても避けて通れない、シリアスな現実もあれば、コミカルな面もある。
すぐに修復はされるものの、心の友ダイアナとの別れや、フィリップス先生の、退任演説の茶番などなど。
またアンは、学業で優秀な成績を修めたと思えば、マシュウの死に直面せねばならない。
終始、激しく揺れ動くアンの内面が、鮮やかに描かれている。
物語の進行とともに、アンの外面も成長している。
アンは、マニラやマシュウを始め、いったい、何人の人々に、倖福をもたらせただろう。
物語は、想い遣りの応報と、温かさに満ちている。
ただ、少々余分な事だが、ちょっと感じた事を書いてみる。
・本当の意味で、アンと「ウマが合う」のは、ダイアナでも、マニラでもなく、マシューだ。
・池で劇遊びをしていた時、ボートが浸水してしまい、危うくギルバートに助けられる下りがある。
岸までは、わずか数十メートルだ。こんなのは、泳ぎ切れなかったのだろうか? アンは泳げないのかな?
・後半では、多弁で、騒動ばかり起こすアンが、思慮深い大人に成長するが、マニラは、これを寂しく感じる。
この点は、十分に共感出来るが、大人のアンも、想像力の豊かな、夢見る人である事は変わりない。
・最後は、アンとギルバートは和解するが、二人はお似合いだし、おそらく将来は、結婚するのだろう。
(続編参照)
万人に愛される、超名作だ。
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[ DVD ]
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ノエイン もうひとりの君へ DVD-BOX
・工藤晴香
【メディアファクトリー】
発売日: 2008-10-24
参考価格: 29,400 円(税込)
販売価格: 22,908 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 20,512円〜
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・工藤晴香
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カスタマー平均評価: 5
大ファンだったので良かったです 最初は買うのを迷ったんですが、
やはり自分がハマったものなので思い切りました。
綺麗な画像に毎回毎回絵が違っていたりと楽しかったし、
声優陣もよく聞いてみると自分の好きな人が多かったりととてもよかったです。 文句無しの名作アニメ ノエインの魅力……真っ先に思いつくのがストーリー構成の秀逸さです。
個々のキャラクターの葛藤と成長、明かされる自分達の住む世界の真実、ヒロイン達の行く末など、順を追って丁寧に描かれているため1話1話に無駄が全く感じられない。
量子力学に基づいた世界観設定などなど、一見するととっつき難さを感じるかもしれません。
しかし、作品オリジナルの設定を盛り込みながら非常に丁寧に分かり易く解説してゆき、また作品のコンセプト自体も所謂ボーイミーツガールに近いので、誰にでも馴染み易いのではないかと思います。
その一方で、バトルシーンで魅せる質の高さには目を見張るものがあります。
巧みなカメラワークとダイナミックな構図、効果的にパースを崩した大胆でスピード感のある作画など、アクションアニメとしても極めて高い水準を満たしているのではないでしょうか。
そしてもう一つ本作品の特徴として挙げられるのは、毎話に作画が変わってゆくことでしょう。
今風の萌え系のものから無骨で荒々しい作画まで全編を通して多種、且つそれぞれに独自の魅力が備わっています。
私的にお気に入りなのが、カラスとフクロウの戦いが描かれる第12話の作画です。
ダイナミックなエフェクトに加え、荒々しいラインの作画が、男達の譲れない想いのぶつかり合いと見事に調和し、手に汗握るスピーディーな戦闘シーンを見事に演出していました。
深夜放送に加え、萌えブームから逸したキャラクターデザインなどが原因だったのか、思うように知名度が上がらなかったのが非常に悔やまれるのですが、偶然この商品ページを御覧になられた方がいらっしゃいましたら、是非このノエインを手にとって欲しい。
老若男女問わず楽しんでもらいたい作品です。
最後に蛇足となりますが、私の中での『影の主人公』はアトリです。
奥に秘めた彼の強さと優しさ兼ね備えた暖かい心、そして終盤で魅せる勇壮な姿には見惚れました。 神アニメ(あくまで自分の感想だけど) DVDBOX発売おめでとうございます。
キャラの設定、ストーリー、内容、
どれをとっても自分的には最高の作品だと思います。
監督本人が「何度も見ることによって話がわかってくる」などと言ってるように
何度も見てみると本当に内容の深さがわかってくると思います。
「この時空でノエインというアニメを知ることができてよかった。」 これぞ知られざる名作 全国放送でなかったため、未だに知名度は低いですが、近年のアニメの中でも出色の出来と言って差し支えない作品です。
函館の街を舞台に、15年後の世界と現在が交錯するストーリーが緻密に、生き生きと描き出されていきます。ジャンルとしてはSFで、量子力学の多世界解釈を利用していますが、難しい理論の部分を上手く映像化しており、さらに子供たちや15年後の世界・ラクリマから来た人々の心の交流を丁寧に描いているので、抵抗なく見ていける作品になっています。
映像も凄い。迫力のある音楽にのせて繰り広げられるバトルシーンの迫力は、ちょっと他では見られないと思います。
見始めたら最後まで見ずにはいられない、そんな魅力のある作品です。 DVD-BOXて… この商品のストーリーなどはBOXの購入を検討している人ならご存知と思うのであえて語りません。 問題はBOXの形…。 届いたので喜び勇んで開封してみたら、DVD8枚入ってるはずなのに、なんか薄い…?とりだしてみたら…上手く説明できないんだけど、DVDをはめ込む透明な台はついてるけど、それを8枚重ねて、左端をテープでくっつけただけ。テープがとれたら、8枚ばらけるような状態。いくらBOXっていっても、こんなショボいの…?(汗)(一瞬、不良品なのかと思った) 以前に購入した「〇ろうに剣〇」のBOXはもっとちゃんとしてたのに(値段は2.5倍だけど話数も特典も豪華だった) せめて台がばらけないように台紙でつなげるくらいしてほしかった…。 でも作品自体は本当に素晴らしいので、☆5つ。 ブルーレイで出す時は、もう少しカッチリした作りを期待します。
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[ DVD ]
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アルプスの少女ハイジ 35周年メモリアルボックス (期間限定生産)
・杉山佳寿子.宮内幸平.小原乃梨子.中西妙子.吉田理保子.麻生美代子.沢田敏子
【バンダイビジュアル】
発売日: 2008-02-22
参考価格: 27,300 円(税込)
販売価格: 21,286 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 20,500円〜
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・杉山佳寿子 ・宮内幸平 ・小原乃梨子 ・中西妙子 ・吉田理保子 ・麻生美代子 ・沢田敏子
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カスタマー平均評価: 5
劇的な三部構成 私は、この作品を始め、名作シリーズのテレビ本放送を、全部観ていました。
当時の番組は、他のジャンルのものも含めて、サイクルが1年で、じっくりと味わうのが普通でした。
当然、このDVDセットは、全52話となっており、たっぷりと味わう事が出来ます。
この作品は、非常に劇的な三部構成です。
アルムのハイジ、フランクフルトのハイジとクララ、アルムのハイジとクララ、です。
三番目の、クララが、アルムで、ハイジやおじいさんやペーターとともに暮らす様になるのには、かなり驚きました。
アルムの自然の力が、クララの足を治すという発想には、成る程と思います。
物語の拠点が、アルムとフランクフルトを往復する事で、多くの事が浮き彫りになります。
アルムの自然は確かに美しいものの、自然の厳しさ、凄まじさは尋常ではありません。
モノに恵まれた大都市フランクフルトは、貧富の格差が大きいですね。
ドイツ語文化圏の物語なので、名前や文字に、味わいがあります。
ハイジは、明るくて想い遣りのある子ですが、根っからの山の子です。
大都市フランクフルトでの生活は、辛かったけど、クララのために我慢をしました。
しかし、この我慢にも、限界がありました。
この、心理的理由による、ハイジの病的状態を、素早く診断する医師がいるのは、流石にドイツです。
しかも、この医師の発想により、クララの転地療法の道が開けるあたりに、この地域の、医学の見識の高さを感じます。
また、二度目のハイジの来訪により、おじいさんの性格が、穏やかになるのが印象的です。
一方、ペーターは、勉強は苦手だけど、山羊飼いは上手だし、競走用そりを、自分で作ってしまうのは、大したものです。
私は、自分自身が、歩行訓練リハビリを続けている身なので、クララの境遇を、羨ましくも思います。
許されるなら、日本アルプスで!転地療養をしたいですが、仕事が非常に多忙で、叶いそうにありません。
結末は、絵に描いた様なハッピーエンドですが、それに至る過程で、多くの事が盛り込まれています。
作品中に度々示される、美しい山の風景にも、魅了されます。
心洗われる作品です。
感動の嵐! 子供の頃から好きだったアニメ!大好きなおじいさん、ヨーゼフ!つまらなく感じていたフランクフルト編も大人になって見ると面白かった。そして大人になっても号泣します。気持ちよく泣けます。最近のCGのアニメはすごいけど昔のアニメの方が味があって好きだなー。子供に見せたいアニメ1位です。 ペーターの涙 子どもの時に本放送で観て、その後再放送で何度も観て、もちろんビデオテープにも録画し、レーザーディスク(←もはやアンティークですね)も買い、それでもとうとう買ってしまいました、DVD!!
『フランダースの犬』や『母をたずねて三千里』なども大好きだけれど、やはり『ハイジ』は別格です。本日、第18話「離ればなれに」を観て大泣きしそうになりました(涙)。
「ねえ、ハイジはいつ帰って来るの?」
「……」
「ねえ、ハイジはいつ帰って来るの?!」
「ハイジは、もう……、帰って来ないんだ……」
「帰って来ないって、どういうこと?」
「ハイジは、もう……、帰って来ないんだ……」
「おんじのバカ! どうしてハイジを行かせちゃったんだ!」
嗚咽を漏らしながら、たまらずに駆け出してゆくペーター。あの涙は、私自身の涙でもありました。この悲しい別れが、後にはハイジを取り巻くすべての人々に幸せをもたらしてくれることになるわけですが――。
今さら言うまでもなく、これからも世代を超えて受け継がれ続けるであろう、感動の名作アニメ。私に子どもが出来たら、是非一緒に観たいと思います。早く結婚相手見つけよっと!(笑) やっと 小学生の時、再放送を母と一緒に見ていました。子供ながらにショックを受けたり泣いたり笑ったり、先にも後にもこれほど衝撃的なアニメはありません。自分が産まれる何十年前の作品とは思えないほど素晴らしい作品です。何度か再放送見ましたが飽きません。 ずっと欲しかったので、今回DVDを購入出来て良かったです。久しぶりに実家に帰って母とまた一緒に見たいなぁと思います。 届きました 今日届きました。早速開けました、ディスク13枚はパノブック3冊に収納されてました。ブックレットはもう少し内容の濃いほうがよかったと思います。せっかく35周年記念なのでスタッフインタビューも高畑勲氏だけじゃなく宮崎氏、富野氏、小田部氏 、黒田氏他やキャスト杉山氏、小原氏他のインタビューを載せるべきだったのではないでしょうか!ブルーレイの発売時はHDリマスタ?で100ページぐらいのブックレットを付けてほしい。本編も最高です!
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